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SFT(Students for a Free Tibet: スチューデンツ・フォー・フリーチベット)は、非暴力で平和的な社会的、政治的、経済的活動を通じて、世界中の若い世代にチベットで起こっている人権侵害の現状を知ってもらい、支援活動への意識を高めると同時に、チベット問題の平和的な早期解決を求めることを目的に設立された団体です。1994年にアメリカで発足したSFTは、現在までに高校、大学、地域を拠点とした650の支部を数える団体に成長し、35カ国でチベット問題を訴えています。 Students for a Free Tibet (SFT) works in solidarity with the Tibetan people in their struggle for freedom and independence. We are a chapter-based network of young people and activists around the world. Through education, grassroots organizing, and non-violent direct action, we campaign for Tibetans’ fundamental right to political freedom. Our role is to empower and train youth as leaders in the worldwide movement for social justice. Started in The United States in 1994, SFT has grown to more than 650 chapters across 35 countries.
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ニュース&アクション

NEW 2025/3/9 「植民地主義的な寄宿制学校をただちに廃止し、子どもたちへの母語教育を保障せよ」チベット民族蜂起から66年


中国は2024年1月の第45回国連人権理事会でUPR(普遍的・定期的レビュー)の対象となり、国連加盟国の24カ国がチベットの人権状況に深刻な懸念を表明しました。中国チベットの推計100万人もの幼い子どもが家族から引き離され、寄宿学校での集団生活を強制され、使用する言語を中国語に置き換えられ、チベット語が選択言語の一つにされる教育システムは、チベット人から母語を奪い、アイデンティティーを消滅させようとする文化的虐殺にほかなりません。人類が過去の歴史で犯した過ちを、21世紀の現代に存在する中国共産党は、なぜ繰り返そうとするのでしょうか。
武力で一方的に領土を拡張しようとする横暴な試みで人命がもてあそばれ、中国共産党政府をはじめとする強力国で自国主義や強権主義、排外主義が強まり、世界秩序が崩壊寸前にある現在、チベット人が受け継いできた文化と思想、66年にわたり絶えることのない非暴力の闘いこそが輝きを増しています。中国共産党の苛烈な弾圧、暴力や拷問での恐怖による支配、経済的な圧力を受け続けるにもかかわらず、中国共産党はチベット人の抵抗を封じることができていません。チベットのチベット人は、行動や振る舞い、文化的抵抗や非協力の姿勢などを通じて、非暴力で中国共産党の支配に立ち向かい続け、これからも決して屈することはありません。…

SFT Japanは在日チベット人コミュニティーとともに東京・麻布の中国大使館前で抗議を行い、チベット民族蜂起から66年を迎え チベット問題の根本的解決と人権弾圧の即時停止を求める声明を習近平国家主席と孔鉉佑在日中国大使に宛て、大使館に投函しました。声明はこちらからご覧ください。

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2025/3/9 チベット民族蜂起66周年記念日 チベットのためのピースマーチ


チベット蜂起記念日(Uprising day)にちなんだ集会・デモ行進を3月9日に行います。

日時: 2025年3月9日(日)
神宮通り公園(北側)*明治通り沿いの神宮通公園より少し原宿寄りの裏通沿いになります。ご注意ください
13:00 集合
13:30 集会開始
14:00〜13:30 デモ行進出発 渋谷〜原宿のコース予定

主催: 在日チベット人コミュニティー SFT Japan
主催者、参加団体でプラカードや旗を準備します。
参加団体以外の団体旗やプラカード、国旗などはご遠慮ください。
主催者と警察の指示に従ってください。従っていただけない場合は集会室やデモ列からの退出・離脱をしていただくことがあります。
当日は、写真や動画の撮影が行われます。撮影されたくない方は顔を隠すなどで対策してください
体調の優れない方はご参加いただけません

詳しくはFacebookのイベントページをご覧ください。

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2025/2/11 TIBET INDEPENDENCE DAY


1913年2月13日(チベット暦水牛年1月8日) 、ダライ・ラマ13世が布告を出し、チベットの僧俗に対して清朝の滅亡(1911年)により中国との関係は終わったこと、国民としての自覚を持ち国境警護に協力するよう呼び掛けました。この日をチベットが近代的国民国家として歩み始めたメモリアルデーとして、Students for a Free Tibet Japan (SFT Japan) は東京・新宿で記念イベントを開催します。

日時:2025年2月11日(祝日)13:30〜16:30
場所:新宿区立歴史博物館 講堂(新宿区四谷三栄町12-16)

このイベントは、SFTやITN(International Tibet Network)の呼びかける国際キャンペーンの一環です。チベットが独自の歴史と文化を営んできたことを強くアピールし、現在の支配権力が自らに都合よく歴史を書き換えることを許さない国際キャンペーン「Celebrate Tibetan Independence Day」として布告から100周年にあたる2013年にスタートし、現在では世界30都市で同時にイベントが開催されています。

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NEW 2025/1/7 チベット地震:被災者を傷つけるのではなく手助けを


全世界のチベット人およびチベット支援団体は、2025年1月7日に中国占領下のチベットを襲った壊滅的な地震により深い悲しみに暮れています。
地震の被害を受けた人々の安全と福祉が最優先されなければなりません。私たちは世界各国政府に対し、被害を受けたチベットのコミュニティが必要な援助と支援を受けられるように、中国の災害救援活動全てに支援と監督を提供するよう求めます。

なぜ支援だけでなく監督が必要なのか、International Tibet Networkの呼びかけをご覧ください。

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2024/3/10 「アイデンティティーを奪う行為は歴史を逆行させる暴挙」チベット民族蜂起から65年


中国は2024年1月の第45回国連人権理事会でUPR(普遍的・定期的レビュー)の対象となり、国連加盟国の24カ国がチベットの人権状況に深刻な懸念を表明しました。中国政府がチベットで続けている人権侵害に向けられる視線はより厳しさを増しています。わたしたちは中国政府に対し、チベットにおいて無知と無理解から行われている誤った政策を即時に撤回し、民族弾圧をやめ、チベット亡命政府との対話により、チベット問題の根本的な解決をはかることを強く求めます。…

SFT Japanは在日チベット人コミュニティーとともに東京・麻布の中国大使館前で抗議を行い、65回目のチベット民族蜂起記念日にあたりチベット弾圧の即時中止を求める声明を習近平国家主席と孔鉉佑在日中国大使に宛て、大使館に投函しました。声明はこちらからご覧ください。

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2024/1/23 中国にチベットでの人権保護要求 日本政府が国連人権理事会で主張


国連人権理事会の作業部会は1月23日、国連加盟国の人権状況を定期的に検証する「普遍的審査」の中国に関する会合を開き、161カ国が意見を述べました。このうち、日本を含む20カ国がチベット地域の人権状況に言及しました。日本の本清耕造ジュネーブ国際機関政府代表部大使は、新疆ウイグル自治区やチベット自治区などの少数民族が固有の文化を保ち、宗教活動を実践する権利を保護するよう中国に求めました。
審査は5年おきに行われ、チベット地域の人権状況を指摘した国は、前回2018年の9カ国から20カ国に大幅に増加。中国政府の人権抑圧に対する懸念が深まっていることを示しています。
ジュネーブの国連欧州本部ではチベットの人権状況について各国に取り上げてもらうよう、チベット支援団体が活動を行いました。
SFT Japanのツェリン・ドルジェ代表は「日本政府にはチベットに対するこれまでの支援と合わせて、今回中国に対して声を上げていただいたことに深く感謝します」と話しています。

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パンチェン・ラマの解放を求めるオンライン署名


1995年、ゲンドゥン・チューキ・ニマという名前の幼いチベット人の少年が中国政府によって拉致されました。
彼がチベットにおいて多くの人々に尊敬されているパンチェン・ラマの生まれ変わりと認定された直後のことでした。
中国政府によって囚われているパンチェン・ラマの解放への協力を政府に求める署名にご協力ください。
[オンライン署名サイト]

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2017/12/27 トンドゥプ・ワンチェンが中国を脱出、家族と再会


LEAVING FEAR BEHIND - Jigdrel「恐怖を乗り越えて」の映像制作者、トンドゥプ・ワンチェンが中国を脱出して25日午後、米国サンフランシスコに到着。ラモ・ツォさんら家族と再会を果たしました。
トンドゥプ・ワンチェンは2008年3月にラサからチベット各地に広がった騒乱の直後に逮捕され、公正な捜査、審理がなされないまま2009年12月28日秘密裁判で彼に懲役6年の判決が言い渡されました。2014年には刑期満了で釈放されたものの、その後も政治的権利が制限され、移動の自由がないために、米国に亡命した家族と再会できない状況が続いていました。

トンドゥプ・ワンチェンと彼が製作した LEAVING FEAR BEHIND について、詳しくは 過去のキャンペーン記事もご覧ください。

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2014/10/13 相次ぐ焼身抗議


今、チベットでは「チベットの自由」「ダライ・ラマ法王の帰還」などを訴えて多数の僧侶・尼僧や一般の人々、学生が焼身自殺しています。2009年から現在までに132人が焼身抗議を行い、うち死亡者は確認されただけで111人に及びます。(※2014年10月現在)

全ての焼身は中国政府によるチベット弾圧への抗議のためでした。

学校ではチベット語の授業廃止が進められ、チベット人としてのアイデンティティの喪失が危惧されています。また、チベット人の生活の中で重きをなす宗教も弾圧されています。街には武装治安部隊が駐留し、「チベットに自由を」と声を上げたチベット人は警官に拘束され、拷問を受けているのです。

焼身抗議の現状を資料にまとめました
チベットで何が起きているか、もっと知ってください。そして一人でも多くの人に伝えてください。

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2013/2/17 Jigdrel - Leaving Fear Behind「恐怖を乗り越えて」DVDの頒布受付開始


ラサを発端にチベット全土に騒乱が広がった2008年3月。拘束された人々の中には、チベット人の生の声を世界に伝えようと、インタビュー撮影を行っていた若者もいた。取材映像は拘束の直前、海外にいる従兄弟に送られ、世界が知ることになった‥‥。
チベットに住むチベット人が北京五輪に対してどう感じているのか、置かれている政治的状況をどのように考えているのか、チベット人自身がインタビューを通して赤裸々に伝える映像、"Leaving Fear Behind"。SFT Japanは2008年に日本語字幕版を制作。上映活動を通して、拘束されているチベット人スタッフの解放や取材を受けたチベット人たちへの迫害をやめるようアピールしてきました。
この映像を一人でも多くの方に観ていただき、チベット問題にご理解いただくためDVDの頒布受付を始めます。価格は1枚3000円(送料込み)です。
お申し込み方法など詳しくは「SFT JapanのDVD」をご覧ください。