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SFT(Students for a Free Tibet: スチューデンツ・フォー・フリーチベット)は、非暴力で平和的な社会的、政治的、経済的活動を通じて、世界中の若い世代にチベットで起こっている人権侵害の現状を知ってもらい、支援活動への意識を高めると同時に、チベット問題の平和的な早期解決を求めることを目的に設立された団体です。1994年にアメリカで発足したSFTは、現在までに高校、大学、地域を拠点とした650の支部を数える団体に成長し、35カ国でチベット問題を訴えています。 Students for a Free Tibet (SFT) works in solidarity with the Tibetan people in their struggle for freedom and independence. We are a chapter-based network of young people and activists around the world. Through education, grassroots organizing, and non-violent direct action, we campaign for Tibetans’ fundamental right to political freedom. Our role is to empower and train youth as leaders in the worldwide movement for social justice. Started in The United States in 1994, SFT has grown to more than 650 chapters across 35 countries.
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ニュース&アクション

NEW 2023/5/26-6/11 トンドゥプ・ワンチェンさんが来日 各地でイベント


新型コロナ肺炎の影響で延期されていたトンドゥプ・ワンチェンさんの来日がようやく実現します。
LEAVING FEAR BEHIND - Jigdrel「恐怖を乗り越えて」の映像制作者、トンドゥプ・ワンチェンさんは2008年3月にラサからチベット各地に広がった騒乱の直後に逮捕され、公正な捜査、審理がなされないまま、2009年12月28日秘密裁判で彼に懲役6年の判決が言い渡されました。2014年には刑期満了で釈放されたものの、その後も政治的権利が制限され、移動の自由がないために、米国に亡命した家族と再会できない状況が続いていましたが、2017年にようやく中国を脱出して米国で家族との再会を果たしました。

最新情報は「チベット映画上映&トーク」実行委員会でご確認ください。

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NEW 2023/5/20 G7広島サミット各国への要請「チベットの寄宿学校制度を停止するよう共同行動を」


私たち世界中135のチベット支援団体からなるグループは、広島で開催されるG7首脳会議に先立ち、中国政府によるチベットの執拗な植民地化とチベット人の独自のアイデンティティを根絶しようとする政策に関して、断固とした共同行動を取るよう要請します――

G7広島サミットの開催にあたって、Students for a Free Tibet Japanは在日チベット人コミュニティ、日本ウイグル協会、南モンゴルクリルタイなど各団体と共同で開催した記者会見に参加し、チベットの寄宿学校制度を停止するよう共同行動を取るようG7参加各国政府に呼びかけました。

要請の詳細はこちらから。

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2023/3/11 「民族に対する文化的ジェノサイドを許さない」チベット民族蜂起から64年


中国政府は治安維持の名目で、チベット人の行動を制限し、ソーシャルメディアを監視し、閉鎖的な個人間のグループチャットへの書き込みまでも摘発対象としています。2020年の新型コロナウイルスのパンデミック以降はさらに統制を強め、DNA採取や眼球光彩スキャンなど大量の個人データを収集する一方、情報は遮断され、非人道的なロックダウンと解除後の医療崩壊での死者数も明らかになっていません。‥‥

SFT Japanは在日チベット人コミュニティーとともに東京・麻布の中国大使館前で抗議を行い、64回目のチベット民族蜂起記念日にあたりチベット弾圧の即時中止を求める声明を習近平国家主席と孔鉉佑在日中国大使に宛て、大使館に投函しました。声明はこちらからご覧ください。

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2023/3/11 「3月10日チベット蜂起の日」記念ピースマーチ


チベット蜂起記念日(Uprising day)にちなんだ集会・デモ行進を3月11日に行います。

日時: 2023年3月11日(土)
東京ウイメンズプラザ 東京都渋谷区神宮前5-53-67 *渋谷駅徒歩12分・表参道駅徒歩7分
1100~16:00(予定) 渋谷〜原宿のマーチ12:30〜13:30 中国大使館前抗議15:00

主催: 在日チベット人コミュニティー SFT Japan
今回は先にデモ行進となります。ご注意ください。
主催者、参加団体でプラカードや旗を準備します。参加団体以外の団体旗や国旗などは事前にご相談ください。
主催者と警察の指示に従ってください。当日は、写真や動画の撮影が行われます。撮影されたくない方は顔を隠すなどで対策してください。
体調の優れない方はご参加いただけません。

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2022/3/12 「歴史の真実と正義はチベットにある」チベット民族蜂起から63年


2週間前の2月25日、ラサのポタラ宮殿前で25歳の人気歌手ツェワン・ノルブが抗議の焼身をはかり亡くなったことに我々は深い悲しみと怒りを抱いています。2008年にチベット全域に広がった抗議活動が武力弾圧され多数の命が失われた後、徹底的な監視と抑圧の中、2009年以降に自らの命を懸けた最後の手段で国際社会に現状を訴えたチベット人は少なくとも158人(ほかに中国支配エリア外で8人)に上ります。この悲劇的な数字が示すものは、中国政府のチベット政策は完全に失敗しているという証明にほかなりません。‥‥

SFT Japanは本日、在日チベット人コミュニティーやウイグル、南モンゴル、香港の支援者とともに東京・麻布の中国大使館前で抗議を行い、チベット民族蜂起から63年にあたり
チベット問題の速やかな根本的解決を求める声明を習近平国家主席と孔鉉佑在日中国大使に宛て、大使館に投函しました。声明はこちらからご覧ください。

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2022/2/4 「約束は果たされていない」北京冬季五輪開催にあたって


2008年夏季五輪の北京誘致にあたり、中国政府は「人権状況の改善」を公約しました。しかし現実はそれに逆行しています。2008年の五輪開催直前には多くのチベット人が拘束、連行され、チベットは「沈黙」させられました。チベットだけでなく、ウイグル、内モンゴル、香港など統治下にある人々を暴力で屈服させ、批判的な外国政府や企業に対しては経済力を盾に黙らせてきたのが、この10年あまりの中国政府の姿勢でした。
中国政府に五輪開催の資格はないのです。私たちは決して黙らず、目もつぶりません。中国政府に対しては約束通りの人権状況の改善、チベット文化・宗教の尊重を、IOCには中国政府に毅然とした態度を取ることを要求します。‥‥

SFT Japanは本日、在日チベット人コミュニティーやウイグル、南モンゴル、香港の支援者とともに東京・麻布の中国大使館前で抗議を行い、2022年北京冬季オリンピック開催にあたっての声明を習近平国家主席と孔鉉佑在日中国大使に宛て、大使館に投函しました。声明はこちらからご覧ください。

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2022/1/28 21:30-[上映&トーク]北京冬季五輪開幕まで1週間 チベットから見るオリンピック


夏と冬のオリンピックが五輪史上初めて同じ都市で開催される北京冬季五輪(2月4日開幕)まであとわずか。新疆ウイグル自治区や香港での人権侵害を指弾し政府関係者を派遣しない外交的ボイコットが欧米を中心に相次ぐ中での開幕となります。
2008年の北京夏季五輪は、チベット人への武力弾圧に国際的非難が集まる中で開催されました。当時、中国政府が「五輪開催はチベットの状況を向上させる」と公約したことは現在、どうなっているでしょうか。中国政府が国家的事業として強行する北京五輪は、チベット人の目にどう映るのでしょうか。
14年前、「チベットで暮らす普通の人々の声を聞いてほしい」とひとりの男性が撮影した映画「Jigdrel(ジグデル)− LEAVING FEAR BEHIND」があります。その後、この男性と家族の身に起きたこと、そして現在を合わせて紹介し、チベットの自由を訴えます。

日時:2022年1月28日(金)21:30-22:30
開催:オンライン Facebook でライブ中継
内容:Jigdrel(ジグデル)− LEAVING FEAR BEHINDオンライン上映/SFTJapan代表 ツェリンドルジェの話/そのほか映像資料紹介

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2021/8/8 人権弾圧を続ける中国共産党政府に
2022年北京冬季オリンピックの開催資格はない


北京夏季オリンピック(2008年)の誘致で中国政府は「人権状況の改善を示す」と公約したにもかかわらず、チベットで2008年3月に広がった市民の抗議を武力弾圧し、民主活動家の拘束を続け、治安維持の口実でオリンピックを社会統制の強化に利用した。チベットでは2009年以降、判明しているだけで165人が抗議の焼身をしている。暴虐をこれ以上続けさせてはならない。既に英下院や欧州議会は北京冬季オリンピックへの政府代表団派遣中止を決議し、米国連邦議会では開催地の変更決議案が出されている。‥‥

SFT Japanは東京五輪閉幕にあたり、2022年北京冬季オリンピックに関する声明を発表しました。こちらからご覧ください。

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2021/3/13 62周年3月10日チベット蜂起記念日のデモ


皆さん、今年のチベット蜂起の日にご協力よろしくお願い致します。
1959年3月10日のチベット民衆蜂起、それに続くダライ・ラマ法王14世の亡命から今年で62年となります。しかしながら世の中は中国武漢発祥のコロナウイルスが一年以上も続いているが、中国はチベットだけでなく、ウィグルや南モンゴル、香港などの人権弾圧をより強く継続し、2022年の北京冬季オリンピック開催の準備を強行しているのです。
私たちチベット人は決してあきらめません。
3月13日にチベット蜂起を記念する抗議デモを行いますので、応援よろしくお願いします。
日時: 2021年3月13日(土)
13:00 集合(花川戸公園(北側)東京都台東区花川戸2-4-15 *浅草駅徒歩3分)
13:30 集会開始 14:00 マーチ開始
15:15 解散

プラカード、旗は貸し出しを用意しています。チベット国旗の持ち込み歓迎。
プラカード類は主催者にて準備いたします。主催者の判断により、ご参加およびお持ちのプラカード類の掲出をご遠慮いただく場合がございます。その他、現場責任者並びにスタッフの指示に従い円滑な進行にご協力ください。

主催: 在日チベット人コミュニティー
共催: スチューデント・フォー・フリー・チベット・ジャパン

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2020/5/25 「香港のために立ち上がろう」チベット支援団体からのメッセージ


香港は中国ではありません。中国はなぜ中英連合声明など国際法や慣習を守らないのでしょうか。

法で保証された自由を守るために立ち上がった香港の人々の権利を中国政府が蹂躙することは決して看過できません。私たちは香港の人々の権利を守るために各国政府が共同して行動し、中国による乗っ取りを停めることを要請します。いま香港で立ち上がっている人たちを私たちは応援します。

世界100以上のチベット支援団体は、中国の国家安全法制定によって自由と自治が脅かされている香港の人々に連帯します。SFT Japanをはじめとする各国のチベット支援団体で構成されるInternational Tibet Networkは、「香港とともに立ち上がる」声明をきょう発表しました。全文(英文)はこちらから。

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2019/12/7 人権宣言71年にあたり中国政府に弾圧の即刻停止を求めます


「国連で、世界平和の基礎となる世界のすべての人とすべての国とが達成すべき共通の基準として『世界人権宣言』が採択された日から71年、ダライ・ラマ法王14世のノーベル平和賞授与から30年という喜ばしい日に、私たちは、中国共産党政府があらゆる場所で続ける人権弾圧を即座に停止するよう、強い怒りをもって表明します。チベットで、ウイグルで、香港で、広東で、あらゆる場所で続けられる中国政府の人権蹂躙に対して、強く非難し、広く注視を呼び掛けます。‥‥」

世界人権宣言71年にあたり12月7日午前、中国共産党政府による人権弾圧を受けているチベット、ウイグル、南モンゴル、香港の人々と、SFT Japanメンバーが東京・西麻布の中国大使館前でアピールを実施し、世界人権宣言71年にあたり中国共産党政府に対し基本的人権の尊重を訴え人権弾圧の即刻停止を求める声明文を発表しました。

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パンチェン・ラマの解放を求めるオンライン署名


1995年、ゲンドゥン・チューキ・ニマという名前の幼いチベット人の少年が中国政府によって拉致されました。
彼がチベットにおいて多くの人々に尊敬されているパンチェン・ラマの生まれ変わりと認定された直後のことでした。
中国政府によって囚われているパンチェン・ラマの解放への協力を政府に求める署名にご協力ください。
[オンライン署名サイト]

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2017/12/27 トンドゥプ・ワンチェンが中国を脱出、家族と再会


LEAVING FEAR BEHIND - Jigdrel「恐怖を乗り越えて」の映像制作者、トンドゥプ・ワンチェンが中国を脱出して25日午後、米国サンフランシスコに到着。ラモ・ツォさんら家族と再会を果たしました。
トンドゥプ・ワンチェンは2008年3月にラサからチベット各地に広がった騒乱の直後に逮捕され、公正な捜査、審理がなされないまま2009年12月28日秘密裁判で彼に懲役6年の判決が言い渡されました。2014年には刑期満了で釈放されたものの、その後も政治的権利が制限され、移動の自由がないために、米国に亡命した家族と再会できない状況が続いていました。

トンドゥプ・ワンチェンと彼が製作した LEAVING FEAR BEHIND について、詳しくは 過去のキャンペーン記事もご覧ください。

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2014/10/13 相次ぐ焼身抗議


今、チベットでは「チベットの自由」「ダライ・ラマ法王の帰還」などを訴えて多数の僧侶・尼僧や一般の人々、学生が焼身自殺しています。2009年から現在までに132人が焼身抗議を行い、うち死亡者は確認されただけで111人に及びます。(※2014年10月現在)

全ての焼身は中国政府によるチベット弾圧への抗議のためでした。

学校ではチベット語の授業廃止が進められ、チベット人としてのアイデンティティの喪失が危惧されています。また、チベット人の生活の中で重きをなす宗教も弾圧されています。街には武装治安部隊が駐留し、「チベットに自由を」と声を上げたチベット人は警官に拘束され、拷問を受けているのです。

焼身抗議の現状を資料にまとめました
チベットで何が起きているか、もっと知ってください。そして一人でも多くの人に伝えてください。

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2013/2/17 Jigdrel - Leaving Fear Behind「恐怖を乗り越えて」DVDの頒布受付開始


ラサを発端にチベット全土に騒乱が広がった2008年3月。拘束された人々の中には、チベット人の生の声を世界に伝えようと、インタビュー撮影を行っていた若者もいた。取材映像は拘束の直前、海外にいる従兄弟に送られ、世界が知ることになった‥‥。
チベットに住むチベット人が北京五輪に対してどう感じているのか、置かれている政治的状況をどのように考えているのか、チベット人自身がインタビューを通して赤裸々に伝える映像、"Leaving Fear Behind"。SFT Japanは2008年に日本語字幕版を制作。上映活動を通して、拘束されているチベット人スタッフの解放や取材を受けたチベット人たちへの迫害をやめるようアピールしてきました。
この映像を一人でも多くの方に観ていただき、チベット問題にご理解いただくためDVDの頒布受付を始めます。価格は1枚3000円(送料込み)です。
お申し込み方法など詳しくは「SFT JapanのDVD」をご覧ください。