ネパール政府に対し、焼身の犠牲となった僧侶ドゥプツェさんの遺体返還を求めます
仏教徒の尊厳を重んじ、チベット仏教に基づく最期の供養を認めてください
■緊急行動のお願い/タイムリミットが近づいています■2月13日にネパールの首都カトマンズで焼身をはかったカムのセルタ出身の僧侶ドゥプツェ(ドゥプチェン・ツェリン)さん(25歳)の遺体は、1カ月が経った現在も、ネパール警察に押収されたままです。現地カトマンズのチベット人コミュニティーは、チベット仏教の伝統に基づく最期の供養と葬儀を営むためにドゥプツェさんの遺体の引き受けさせてほしいと申し出ていますが、ネパール政府は遺体の引き渡しを拒絶し続けています。さらにネパール政府は、押収して35日経てば政府が独断で遺体を「処分」できると表明しました。その日付は3月20日に迫っています。スチューデント・フォー・フリー・チベット(SFT)など世界のチベット人権団体は、ネパール政府の強硬姿勢の背後に中国政府の圧力があると考えています。 経緯や背景について、より詳しい内容は以下をごらんください。 ・カトマンドゥで若い僧侶が焼身 病院で死亡(ブログ「チベットNOW@ルンタ」2013年2月13日) ■<日本語または英語でのアクション>ネパール大使館に手紙や電話やファクスやメール(公開されているのは東京のみ)を送り、国際世論が注目していることを伝えてください。死者の尊厳が守られることは人権尊重の最後の機会であると伝えてください。◎東京 ◎大阪 ◎福岡 大使館への要請文については、以下を参考にしてください。 ■<英語でのメールアクション>ネパールの閣僚にメールを送り、国際世論が懸念を深めていることを伝えてください。・ネパール内務大臣 ・英文での文面については、SFT代表テンドルの公開書簡を参考にしてください。(前出に同じ) |