LEDで輝く"FREE TIBET"横断幕

2008/8/20 SFT本部ニュースリリース

5人の米国人が国家競技場近くで拘束される

***写真およびビデオと経歴は、http://freetibet2008.org/globalactions/lightbanner/

(北京)北京のオリンピック公園で今夜、5人のチベットサポーターが鮮やかな青のLED「スロウィー」を使い、英語と中国語で "Free Tibet" の文字を浮かび上がらせた。
5人は19日23:48頃、約20秒間LED付きの横断幕を掲げ、警備スタッフに拘束された。その後の行方はわかっていない。

拘束されたのは、米国人エイミー・ジョンソン(33)、サム・コービン(24)、ライザ・スミス(31)、ジェイコブ・ブルーメンフェルド(26)とローレン・ベレ(21)の5人。

「中国政府はオリンピック開催によってチベット問題から世界の注目をそらすのに必死になっていますが、厳重な警備にも関らず、チベット人とサポーターの創造力と実行力はチベットの人々の声を世界中に聞かせ、見せることに成功しました」とSFT副事務局長のテンジン・ドルジェは言う。
「チベット問題を解決する唯一の方法は、中国がチベットから撤退し、占領を終わらせることだと、中国指導部は理解せねばなりません」。

横断幕に使われた青い10ミリメートルの発光ダイオード(LED)は、小さなバッテリーで光り、"throwies"(スロウィー)として知られている。スロウィーは「汚さない落書き」とライトアップのためにOpenLabとGraffiti Research Lab(GRL)によって開発されたオープンソース技術で、今回初めて横断幕に応用された。
フリー・スピーチの活動家であり、GRLの共同創設者のジェイムズ・パウダリーはけさ早く北京で拘束された。

Students for a Free Tibetは、チベットを占拠している当事者の中国がオリンピックを開催していることに関連して、この2週間で7回の抗議行動を北京で行っている。
Students for a Free Tibet (SFT) は世界中30ヶ国に700以上の支部を持つ若い世代のネットワークで、チベット独立のためのキャンペーンを行っている。SFT国際本部はニューヨークにあり、その他トロント、ロンドン、インド・ダラムサラに事務所がある。