チベット人男性ほか3人が北京で拘束される

2008/8/21 SFT本部ニュースリリース

厳重な警備もチベットのための行動を阻止できず

***写真およびビデオと経歴は、http://freetibet2008.org/globalactions/tibetanflag/

(北京)私服警官50人以上の厳しい監視をかいくぐって、ドイツ在住のチベット人とチベットサポーター2人が19日夜、「鳥の巣」競技場の近くで抗議活動を行った。北京時間12:05頃、3人は拳を振り上げ、チベット旗を広げ、「フリー・チベット」と叫んだ。他にこの場面を撮影していたサポーターがいたが、4人とも公安車両で連行され、いまのところ行方はわかっていない。
4人は、ドイツ人とチベット人のハーフ、フロリアン・ノルブ・ギャナツァング(30)と米国人のジェレミー・ウェルズ(38)、ジョン・ワッターバーグ(30)、ブライトン・マンディ・マキューン(41)。

「困難にも負けず、今夜北京でチベット人が禁止された旗をもう一度掲げました」とカナダ国籍のチベット人であるStudents for a Free Tibet事務局長のラドン・テトンは言う。
「このアクションは、中国政府の抑圧の下で日々を送る600万人のチベット人の対して、世界中のチベット人とそのサポーターが自由と正義を実現するための行動力とたゆまざる関与とを象徴するものです」。

「一連の平和的な行動が単にチベットに住むチベット人が本当に思っていることを代弁しているので、中国政府は面食らっているでしょう」。SFTの副事務局長、テンジン・ドルジェは言う。
「私たちの抗議は、中国政府によるチベットの違法な占領の悲惨な現実と、中国政府の指導部がチベットの人々とともに急いで解決しなければならないということを、世界中に対して想起させるものです」。

昨夜LEDを使った横断幕を掲げた5人のSFTメンバーとサポーターはきょう北京から退去させられた。 LEDの芸術家と5人の「市民記者」は依然として行方が判っておらず、既に47時間以上に渡って拘束を受けている可能性がある。

(22日更新)21日未明に拘束された4人に対し、中国公安は10日間の勾留を決定した。中国の国内法では公安は裁判所の令状なしに勾留を行うことができる。