黒木露讃さんインタビュー
2017年8月に取材した情報です。現在は変わっていることがありますので、最新情報をご確認ください
チベット料理レストラン「タシデレ」オーナーの日常SFTJ(以下・S):今日はインタビューのお時間をいただき、ありがとうございます。 露讃さん(以下・露):はい、お店の営業日は、朝9時半に出勤します。お店のスタッフはわたしと厨房の2人で3人。厨房の2人は料理の仕込み、わたしはお店のお掃除などの準備をします。けっこうバタバタで、たまに開店時間ギリギリの1分前に椅子をセットすることもあります。 S:タシデレのお店は意外と広いので、ここを1人で掃除するのは大変そうですね。 露:はい。11時に開店して、ランチタイムのラストオーダーはいちおう午後2時半なのですが、お客さんによってはランチを食べて、おやつを食べて、夜も食べていく方もいらっしゃいますね。 S:居心地がいいということですね。そういうとき休憩はどうしているんですか? 露:まず厨房の2人が、2時と2時半に順に休憩に入ります。わたしはそのまま接客をして、厨房の2人には夜に向けてまた4時半に戻ってきてもらいます。 S:けっこう、ハードですね。お店を閉めて普通に帰る日も、寝るのは午前2時過ぎになりますよね? 露:そうですね。奈津子さん(注:露讃さんの奥様)は帰ってからお風呂に入ると言うけれど、1時半からお風呂入って、そうすると寝るのがなんだかんだで3時とかになっちゃう。人間、寝なかったら死んじゃうけど、お風呂に入らないで死ぬ人はいませんから(笑) S:お店がお休みの日はどう過ごされていますか?奈津子さんとどこかにお出かけされるとか? 露:奈津子さんは原則土日がお休みなんです。お店は土日は休めないから、お休みが合わなくて。奈津子さんは、大体金・土・日曜日に手伝いに来てくれます。わたしはお客さんの対応をして、その他のイベントに関わることや営業関係の対応などを、奈津子さんがやっています。 「タシデレ」はチベットを知る場になってほしいS:お店を始めようと思ったきっかけを教えてください。 露:もともとこういうお店があったらいいな、と思っていました。 S:なるほど。 露:ちなみにこの場所は、自分で探したわけではないんです。最初、下北沢の物件に申し込んで、うちは競合して負けちゃった。しばらくしてその時の不動産屋さんからここがあるよ、と紹介されました。 S:お店を営業していてよかったことはなんですか? 露:「チベット料理はおいしいね」と言われることはもちろん、うれしいです。 S:SFTJのチラシを置いてもらっている人が、先日、中国語で遺書を書いて焼身抗議したチベット人について、「仕事でお世話になったりもして、中国人はいい人たちだと思っているし、中国が好きだからこそ、チベットや少数民族の弾圧をするのをやめてほしい」とおっしゃっていました。 露:お店の常連さんには中国人の方もけっこういらっしゃいます。 日本の人にチベットをもっと知ってもらいたいS:日本でチベット人として生活していて、大変なことはなんでしょう? 露:まず、日本は「書類、書類」でしょ? S:チベット人の話を聞きながらお茶を飲む、といった会ですね。 露:そうそう、そういう感じの。長野県松本市のゲニェンさんや柳田さんが年に一回開催している「キキソソ チベットまつり」のように、楽しい事柄、そこからチベットに入っていく、そういうのもいいですよね。日本人は祭りが好きですから。 S:ダライ・ラマ法王をはじめとするチベット仏教やヒマラヤ登山、政治や映画など、さまざまなきっかけでチベットに興味を持つ日本人は少なくないと思いますが、そこからチベットの別の側面に関心が広がっていかない傾向があるんでしょうか。 露:チベット仏教を一生懸命に勉強したり修行したりする人は政治的なデモや集会にはノー・タッチ、関わらない傾向がありますね。 S:今日はいろいろとありがとうございました。SFTJの今後の活動のヒントになるお話も聞けたと思います。 タシデレについて「タシデレ」Facebookページ:https://fb.com/tashidelektokyo/ |
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